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フランチャイズ契約締結までの流れ

 

 フランチャイズ契約を締結するといっても、本部として今までフランチャイズ契約を締結したことがない会社がほとんどだと思います。そこで、フランチャイズ契約締結までの流れを紹介します。

 

■フランチャイズ契約を締結するまでには5つのステップがある

 フランチャイズ契約締結までには、大きく分けて、①加盟希望者による本部選び、②加盟希望者による本部訪問・説明会への参加、③加盟希望者による加盟意思の決定・表明と法定開示書面の検討、④物件選択・立地調査と事業計画書の作成、⑤フランチャイズ契約締結という5つのステップがあります。それでは、順番に説明していきましょう。

 1.加盟希望者による本部選び

 加盟希望者が、興味のある業種・やってみたい業種を選び、そのうえで気になる本部を探すことになります。その際、日本フランチャイズチェーン協会が運営する『ザ・フランチャイズ』のようなウェブサイト、日本経済新聞社が主催する『フランチャイズ・ショー』のようなイベントを利用することになります。そこで、本部としては、これらのウェブサイトなどに掲載などをしてもらうことが必要になります。

2.加盟希望者による本部訪問・説明会への参加

  そして、加盟希望者が気になる本部を見付けた場合には、②のステップとして、本部訪問や各本部が主催する加盟説明会へ参加して、本部の細かい情報を収集し、気になる点疑問点などを質問することになります。このような流れで加盟希望者が本部を選んでいくことになります。本部としては、説明会の開催を定期的に行うなどの対応をしていくことが大切です。

 3.加盟希望者による加盟意思の決定・表明と法定開示書面の検討

 ③のステップとして、本部として、加盟希望者から加盟したいという意思を伝えられた場合には、本部から加盟希望者に対し、中小小売商業振興法というフランチャイズに関係する法律で必要とされている法定開示書面を交付し、法定開示書面の説明をすることになります。

4.物件選択・立地調査と事業計画書の作成

 法定開示書面の検討が終わり、加盟希望者が加盟を決めた場合には、④のステップとして、物件選択・立地調査を行うことになります。多くの場合は加盟希望者が自らどこにお店を出店するかの物件を決めるものです。そして、加盟希望者が出店する候補物件を決めた場合には、本部は、候補物件につき、立地評価をし、売上予測を立てることになります。

  この売上予測をもとに本部・加盟者において出店するか否かの最終判断を行うことになります。フランチャイズにおいて訴訟となるケースの7~8割程度は、本部が立てた売上予測や立地調査結果が誤っていたのではないかということが問題とされるものです。ですから、本部側の視点からすれば、立地調査結果・売上予測について、実現について楽観的な予測を立てるのではなく、加盟希望者が達成できる範囲で堅めの予測をすることがとても大切になっています。

5.フランチャイズ契約締結

 そして、加盟希望者が出店場所を確定した場合には、最後に⑤のステップとして、いよいよ本部と加盟希望者がフランチャイズ契約を締結するということになります。加盟希望者がフランチャイズ契約書を検討する際の重要なポイントは、費用とその対価関係にあるサービスです。費用として、どのようなものがあるか(加盟金、ロイヤルティ、保証金等)、その費用の対価としてどのようなサービスが提供されるのか(開業前研修、経営指導、広告宣伝や仕入のサポート等)ということです。本部として、これらについて、しっかりと説明をすることができるようにしておくことが重要です。

 

■まとめ

 このように、フランチャイズ契約締結までにはいくつかのステップがあります。フランチャイズ契約締結までの流れについて、なじみのない方が多いと思いますので、不明点がありましたら弁護士に相談をすることが大切です。

 次回は、この加盟の流れの中でも重要な法定開示書面について説明したいと思います。

 

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